私に食事を与えないでください

こんにちは、たなかひろゆきです。

さて、表題にもありましたが、『私に食事を与えないでください』

について書きます。

なにバカみたいなこと言ってるんだ?って思われるかもしれませんがね(笑)

ホントの話です。

一般的には、生きていくために食事が必要とされています。

人間なのか動物なのかわかりませんが、3大欲求の一つに『食』があるくらい、

食事は大事なわけです。

しかし、ボクの場合13年前にクローン病という『なんだクローンて?あの

映画にもなったクローン人間か?羊か?』と思ってしまうような名前の病気に

なりまして。。。

まぁ、その病気のことを書いていると、とっても長くなるから端折りますが、

結論からいうと、腸に潰瘍できて上手く腸が機能しない。

よって下痢になって、栄養も取れなくなってくる。

そういう病気です。

なった当初、入院二週間。

絶食をして過ごすんだけれども、検査が終われば食べれるとか退院後食べれる

とかという話じゃない。

その二週間の間に、自分で鼻からチューブを十二指腸かなー?胃かなー?

それくらいまで入れてくんです。

そして、そのチューブから栄養剤を時間かけて入れていく。

まぁ、わかりやすく言えば赤ちゃんが飲む粉ミルクのようなもの。

だから飲んでいる人もいるようだけど、飲んだら不味くて飲めたもんじゃない。

だから鼻からチューブを入れて摂取したほうがボクは楽。

それを一日に1,800kcalとか2,100kcalとか寝てる間に摂取。

ただね、これが食事のように早く摂取できないんだなー。

10時間とか12時間かけないとダメでさ。

病院では24時間かけて摂取したほうがいいというけれど、まさか鼻に

チューブ挿したまま仕事できないしね。。。

ちょっと話がそれてきた。

そう、そんなんで13年前に入院してから食べれるようになるまで3年間は

絶食していた。

そして少しずつ食べるようになり、もう飲むことはできないんだろうなーと

思っていたお酒もバンバン飲むようになり、クローン病のNG食と言われてる

ラーメンや油ものも普通に食べるようになった。

2年くらい、調子いい時期もあった。

でも、ここ4年くらい前から良い状態とは言えてなかった。

一週間くらい絶食してみて、体調が良くなってきたらまた食べる。

また調子悪くなってきたら絶食してみて…

というのを繰り返してきた。

そんなんで、だましだまし生活してきた。

ちょっとトイレの回数は多く行くようになるけれど、まぁ、それでも食べれ

て飲めて、皆と話ができて楽しめればいいかー!

と思って生活してきた。

しかしだ、、、

もうそう言ってられない事態が発生した。

お漏らしだ。。。

13年の病気生活の中で初めてのことが起こった。

今までは『トイレに行きたいなー』と思ってからトイレに行って用を足す

ことができた。

ところがだ、、、

『トイレに行きたいなー』と思ってトイレに向かっているうちに漏れてくる。

一応、万が一の時があったら困るから、下着に漏れても大丈夫なパッドを

つけていてとんでもない状態にはなってはいないが、それでも続いてくると、

パッドだけでは危険と感じ、はくパンツタイプのオムツをするようになった。

最初は、『まいっちゃうなーホント…』なんて思ってたくらいだったが、

これが続くと、しかも一日に何度もその状態が続くと、さすがにメゲてくる。

そのうち、トイレの回数も一日に20回を超えてくると、家から出たくなくなる。

引きこもり状態だ。

そうこうしているうちに、だんだんと生きてる価値がないのでは?

と思うようになる。

なんてったって家にいて、トイレが近いのにもかかわらず漏れちゃった

りすると『まいっちゃうなーホント…』と笑い飛ばしてもいられなくなる。

本気で自分の人生がもう終わっていいのでは?と考えた。

しかしだ、、、

人間というのは凄いもんで、体調不良になると食欲がなくなる。

『食べなくていいからこの状態を何とかしてくれ』と思うようになる。

そしてボクは、ちょうど二週間前の3月2日から絶食をした。

ボクの栄養源はエレンタールという粉ミルクのようなものを溶かし、

それを鼻に挿しこんだチューブから点滴のように注入していく。

凄いもんで二週間前、いや一週間くらい前まで人生が嫌になっていた

けれど、だんだんと頭がキレッキレになってきた。

普通は、やる気を出すために、パワーをつけるために食べて元気を出そ

うと考える。

しかし、ボクの場合は逆で、何かを食べると調子が悪くなる。

でも絶食して鼻からチューブで栄養を取っていると体調が良くなり、

やる気も漲ってくる。

そこでボクは決めた。

しばらく絶食を続けようと。。。

なぜなら、そのほうがボクは調子がいいし、頭がキレッキレになる。

でも、ここで一つ問題が発生する。

人と会っていると、どうしても食事の時間がきて 『一緒にご飯食べない?』

となったり、『いついつ飲みに行こう!』となったりするわけだ。

で、、、

『ボクは、いま絶食していて食べません。でも、それを気にしないでくだ

さい。気を使わないでください。お茶やソフトドリンクでゼンゼン大丈夫

ですから…』

声を大にして言っていこう。

そう決めたんです。

なので、このブログで書いていこうと。。。

まぁ、別に隠していたわけでもないし、絶食中は前にも誘われたら個別で

言っていたことなんだけどね。

ただ、今回ブログに書いたのは、たなかはこういう人ってことをもっと

もっとオープンにしたほうが楽だし、会って説明する手間も省けるしね(笑)

そんなことで、もっともっと書きたいことはいっぱいあるけれど、それは

別の日に書いていきます。

長文になりましたが、読んでくれてありがとうございます。

とりあえず頭がキレッキレになってきたんで、とっても良いアイデアが浮かん

できてますからお楽しみに(笑)

では、良い一日を!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする