教わる側じゃなく教える側が一番理解できる

朝6時30分頃、ボクの近くを自転車に乗ったおじさんが通った。

と思ったら、、、

停まってバックしてきて自転車から降りて…。

『何をしたいんだ?』とボクは心で思っていたが、笑顔でおじさん

が寄ってきたからボクも立ち止った。

すると、ニコニコしながらボクに話しかけてきた。

(前歯が6本くらい無い)

酔っぱらってるのか正気なのかわからないが、早口で何をしゃべって

るかわからない。

よくよく聞いてると、いまボクらがいる場所の近くの会社はダメだと

言ってる。

近いうち潰れるぞ!と。。。

ニコニコそんなことを言いながら、また自転車に乗りボクの前から

過ぎ去った。

いったい何をしたかったのだろうか…?

こんにちは、たなかひろゆきです。

今の話、今日の朝の出来事です(笑) ビックリしたなー。

というか、いろんな人がいるなーと改めて思いました。

さて、今日は昨日の続きを書きたいと思います。

昨日は、『人に教えることで理解力が高まる』というテーマで途中

まで書きました。

読んでない方はこちらです→『人に教えることで理解力が高まる』

さて、その続きになりますが、ボクは人に教えるのがとっても苦手

だった。

いや、苦手だったとも思ったことがないし、どちらかといえば、

何も考えていなかったというのが正しい。

だって、自分でできることを人に教えるだけでしょ?

そんな程度でしか思っていなかった。

自分でできること教えるんだから大丈夫でしょ。って感じ。

a0002_001517

ところが、、、

『たなかさんの説明ってわかりづらいよな』という陰口を言ってる

という情報がボクの耳に入りショックを受けた。

ショックを受けたというより、最初は腹が立って仕方なかった。

今すぐにでも反撃に出たかった。

感情的になってガツガツ攻撃してやろうと。。。

でも、その感情を抑え、冷静になって考えてみた。

『どうして説明がわからないとなるのか?』

そのことについてボクは真剣に考えだした。

自分では上手く説明できていると思っている。

だから、そんな自分が考えていたって答えは見つからない。

ボクは、それとなくどんな説明を求めていて、どうすれば皆は理解

するのか? をリサーチするようにした。

そうすると、おおよそこんな感じだ。

まず『なぜ、いまこの話をしているのか?』という目的だったり

全体像を聞きたがっている。

その次に、それをやるために、こういうことをやっていきたい。

あるいは、それに対しての意見が聞きたい。

など。。。

その前までのボクはというと、自分は目的や全体的なことを把握してる。

それをみんなも知ってるだろうと勝手に思っている。

だから、いきなり目先のやるべきことを話す。

『これをやりなさい』と指示されたほうは、そう指示されるんだからやる

んだけど、ただこなすだけ。

『はいやりましたよ!』ってな感じ。

ところが、その出来上がりをみてこう言う。

『いやいや、こうじゃなくてさー』とボク。

そこで、こうであーでこうして…と始まるわけだ。

聞いてる側は、『何だよ、それだったら最初からそう言っとけよー』

って思っていたはずだ。

今だからボクもそう思うけど。。。

ボクは、人に教えるということが苦手だったわけだ。

でも、そこからボクは『説明がわかりやすい』と言われるようになろう!

そう決めて努力した。

おかげさまで、今となっては少し説明がマシになってるようだ。

まだまだだけど。。。

実は、人に教えるという行為は、自分の理解力も高める。

なぜなら、相手に説明していて質問された時に、『なるほど』と言われる

ような回答を持っていなきゃいけない。

それを『いや、それは会社の決まりだから…』というと、その時『そうで

すか』と相手は言うかもしれないけれど、腹では納得してないから、おそ

らく不満や不信感を持つことにつながる。

だから、自分が質問されて答えれないようなことは、自分の腹に落ちる

ように徹底的に調べる。

仮に、相手から質問されなかったとしても、自分の腹に落ちたものがあれば、

大きな自信になる。

人に教えるのは、簡単そうだが難しい。

けれど『理解されるように…』と意識することで教わる側じゃなく、教える

自分自身が一番理解できる。

インプットすることも大事だけれど、 アウトプットも凄く大事だ。

明日に続けます!

では、今日も良い一日を!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする